立ち居振る舞い・その4
肩は下がろうとしていますが、自分はそれを拒否してしまいます。無意識に拒否します。
だから苦しいのですが、下がるに任せると・・・・肩がストレッチされて気持ちいいのですよ!
何が「自然」で「ありのまま」なのか?がわかってきます。
自分で自分を苦しめ、縛って・・・一人相撲をしているのです。
「頑張らなくていい」という流行の言葉の本当の意味を身体で学べます。
肩が下がるだけでなく、背骨が圧力に負けて「背筋が曲がる」ことは「ありのまま」ではありません。
「正しい姿勢」が「ありのまま」なんです。
「正しい姿勢を維持する力」これは「誇り」とも関係があります。そう想いませんか?
そう感じませんか?
いろいろなことを考えさせられるはずです。
姿勢が崩れるに任せる・・・これは「ありのまま」ではなくて「されるがまま」です。
猫背なのは「そのまま」です。
無理やり立つのは・・・「なすがまま」です。
まちがった「~まま」を生活に無意識に取り入れていては、そういう「力」が身に付いてしまいます。
そういう人間がたくさん集まって、社会を創り、ルールを創り・・・・
正しいはずがないのです。
ココに「勇気」を持って「取り組む」必要があるのではないでしょうか?
間違った心身の使い方をして、出来なくしているのは自分なのです。
社会が悪いのではなく、社会を創ったのは誰?と考えると、わかってきます。
出来なくしているのは「自分」である
現実は自分で創っている・・・・・
ということも身体を通して学べます。
そして、それらを正す力は、簡単ではありませんが、決して難しくもないこともわかるはずです。
社会を正すには・・・自分が今すぐに、どこでも出来ることは「自分の姿勢を正す」ことかもしれません。
【舞遊殿・目次に戻る 】 【トップに戻る】.
PR